読書

『サラリーマンに効くクスリ!』を読む

発売日を楽しみに待っていたびきさんの4コマ劇画の本を、少し遅くなりましたがご紹介します。 私がブログでびきさんの4コマ漫画を見始めて3年半余りが経ちますが、サラリーマン生活の悲喜こもごもを4コマのなかに凝縮して発信しておられ、毎日1話ずつほ…

『100歳までボケない101の方法』を読む

「このごろ物忘れが多くなった。」 自分に危機感があるせいか、書店に並んでいたこの本に思わず手が伸びました。 高齢者が元気でいることが、世の中を明るくさせる鍵のひとつだと思います。 よいことを始めて、習慣化させ、続けることで長生きができるという…

『エリザベート』

オーストリア皇妃エリザベートの伝記を読み始めました。ハプスブルグ家の美神として有名で、何度か肖像画をメディアで見ることがありましたが、先日書店を歩いた時にも目に止まりました。 すぐには購入しなかったのですが、読んでみたいと思い検索していて今…

『誰かのためなら人はがんばれる』を読む

先日ひさしぶりに書店をぶらぶらしました。もともとは書店大好きの私なのですが、近頃は様変わりしてインターネット利用が増えた分、書店から足が遠のいていました。 インターネットで本を探すのも大変便利なのですが、直に本の陳列を眺めて歩く良さも格別だ…

『ブログ誕生』を読む(1)

ブログ誕生 ―総表現社会を切り拓いてきた人々とメディア作者: スコット・ローゼンバーグ,井口耕二出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/11/25メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (21件) を見る 今年最初の読書感想は、もちろん…

七宝焼

ひさしぶりに七宝焼を撮影しました。花のアレンジの図柄が気に入ってこれを作ろうと取り掛かりましたが、平面的に見えないように釉薬を置くことがなかなか難しく感じました。今回は、下絵のついたホワイトボードを使いましたが、そのうちに自分で花束の絵を…

モンテ・クリスト伯

いつも愛読していますid:paseyoさんのブログで紹介されていた『モンテ・クリスト伯』を読み始めました。以前『巌窟王』の名の児童書で読んだ記憶がありますが、今回は完訳版の方を読んでみようかと思っています。 無実の罪を着せられ14年もの歳月を牢獄にい…

『日本人へ 国家と歴史篇』

塩野七生さんの著書、前回『日本人へ リーダー篇』を読みましたが、今回はその続篇となる『日本人へ 国家と歴史篇』を読んでいます。 『ローマ人の物語』を書き終えての思いを書いておられるところで、 ゲーテではないが、人間世界のすべてをやってくれたと…

『日本人へ リーダー篇』を読む

塩野七生さんの『ローマ人の物語』を続けて読んでいた時期が遠く感じられるこの頃を過ごしていましたが、またひさしぶりに塩野さんの著書を読んで見ました。 「文藝春秋」2003年6月号から2006年9月号に看板連載となっていたものの新書化だそうで、『ローマ人…

『永遠の0(ゼロ)』を読む

ひさしぶりに落ち着いた読書の時間を持ちました。 手に取ったのは、百田尚樹さんの『永遠の0』です。“0(ゼロ)”というのは何を意味しているんだろうと、題名を見た時気になりました。 そして、読み始めて、太平洋戦争中その名を轟かせた日本の戦闘機「零…

『ロスト・シンボル』

このところ落ち着いた読書の時間を取れていなかったので、あるブログで紹介されていた『ロスト・シンボル』を読むことにしました。 著者は『ダ・ヴィンチ・コード』で有名なダン・ブラウンさんです。自分の読書傾向からは少し離れているのですが、心の窓を少…

『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』読み始め

『グリーン革命』を読んでいる最中ですが、いつも同時進行で何冊も本を読んでしまう性分で、注文していた本が届いたこともあって、野口悠紀雄さんの『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』も読み始めました。 simpleAさん(id:simpleA)のビジネスの求人…

『グリーン革命』(8)

第7章 エネルギー貧困 昔からエネルギー貧困(電気を常時使うことができないなど)の人々は、長い間限られたエネルギーで生き延びてきました。けれども、世界が大きく変化している現代、このままエネルギー貧困の人々をほっておいてはいけない、なぜなら、…

『グリーン革命』(7)

第6章 ノアの時代 「森林破壊」が世界のあちらこちらで起こっています。森林が減れば、その影響で、“種の急激な絶滅”を促すことになる、といった内容のことが書いてあります。 私たちが生きていくのには、多様な動植物があってこそ豊かな生活を送れるという…

『グリーン革命』(6)

第5章 地球惑乱 異常な形で気候が変動しているということについて、いろいろな話が紹介されています。 その中で、今回目にとまった話題として、「地球の温暖化」ということについて、“人間の行動が気候を変えている”と言う意見が9割がた、そして残り1割は…

『グリーン革命』(5)

第4章 独裁者を満タンにしつづけるのか? 変わるべきだと外からいわれても人々は変わらない。変わらなければならないと自分にいい聞かせたときはじめて彼らは変わる。」原油価格が下落すれば、変わらなければならないと自分にいい聞かせるはずだ。(ジョン…

『グリーン革命』(4)

第3章 アメリカ人が多すぎる この章を読みながら、いつもじっくり考えようとしなかったことに目を向ける時間を持ちました。 少しでも豊かな生活がしたい。そう思うのは自然の気持ちです。お金があれば、大きな家に住み、大きな車に乗り、おいしいものを食べ…

『グリーン革命』(3)

きょうは2章 エネルギー気候紀元 を読みました。 私たちはこれまでになかったエネルギー気候紀元に突入しているのだそうです。この“エネルギー気候紀元”って何? と思いますが、著者が以前書かれた『フラット化する世界』(テクノロジー革命がグローバルな…

『グリーン革命』を読んで(2)

きょうは、第1章 鳥も飛ばない場所 を読んで印象深かった話を抜き出してみます。 この“鳥も飛ばない場所”とは、著者の頭に焼き付いている、2001年の9・11同時多発テロ後にアメリカがトルコのイスタンブールに新設した領事館の光景から、こう表現され…

『グリーン革命』読み始め

ここしばらく、読書感想をブログに書いていませんでした。きょうから生活を見直してみようと、また本を読んで感想を書いてみることにしました。 先日図書館から借りてきたトーマス・フリードマン著『グリーン革命』と言う本です。上巻と下巻2冊からなる長編…

信頼と安心

少し前に購入した本 糸井重里さんの『学問は驚きだ』を読んでいます。 「智慧の実を食べよう」という総計7時間の講演の内容をまとめられています。 講演者は「ものすごく、進んだことを考えている人」と糸井さんが言っておられるところの4人の先生方です。…

ローマ人の物語

気が向いた時に少しづつ読んでいる『ローマ人の物語』、紀元306年から337年コンスタンティヌスの時代に入りました。 権力を握るまでの過程には、実の子であったり、奥さんであっても、親族であっても、敵対することもよくある話の時代です。戦場に出ているこ…

『ローマ人の物語』その他

最近図書館で借りる本というと、アメリカ関連のものが多くその中で印象深くておもしろかったのは『とっておきのニューヨーク』―もう一つの素顔が見えてくる―がありました。フジテレビのアナウンサー須田哲夫さんがニューヨーク特派員をしておられる頃のニュ…

『ダイアローグ 対話する組織』を読んで

しばらく前(8月9日)、fukukm10869さんのブログにて紹介のあった本を読んでみました。(http://d.hatena.ne.jp/fukukm10889/20090809)ダイアローグ 対話する組織作者: 中原淳,長岡健出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/02/27メディア: 単行本購…

『ふまじめ介護』を読む

最近自分も両親も年をとってきたということなのか、“介護”という言葉をきくと目と耳がその情報へと向いていきます。 ずいぶん前になりますが、NHKの番組で女性講談師の方が『介護談義』をされていました。それを聞いているたくさんの方たちが、大いに勇気づ…

『46年目の光−視力を取り戻した男の奇跡の人生』(2)

『46年目の光』を少し飛ばしながら、最後まで読み終わりました。 主人公メイの、手術前までを前回すこし書きましたが、今回は手術直前と後を中心に書きます。 主人公メイは、46歳の時に、幹細胞移植手術という最新の治療を受ければ目が見えるようになるかも…

『46年目の光ー視力を取り戻した男の奇跡の人生』を読む

先日『横浜逍遥亭』にてご紹介のあった本『46年目の光ー視力を取り戻した男の奇跡の人生』( http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20090727/p1)を読み始めました。 まだ半分くらいしか読めていませんが、少し感想を書いておくことにします。 主人公は、登場…

宮部みゆきさんの言葉

今朝は少しゆっくりした時間があったので、経済新聞を広げて『読書・クロスロード」の「私と読書」というテーマの作家へのインタビュー記事を読みました。 今回は宮部みゆきさんです。わたしは、この作家のお名前はよく聞くもののまだこの方の本を読んだこと…

脳の働き(『つながる脳』を読む(2))

『つながる脳』の感想を書いてみようと本をめくりながら、思いは関係のないことなどへと広がっていきます。 著者の藤井さんは、「脳科学はヒトを幸せにできるか」と“はじめに”のところで強調されています。 ヒトとヒト、ヒトと社会がうまくつながっていくた…

『つながる脳』読み始め

脳科学者というといつもブログやTVにて知っている茂木健一郎さんを頭に思い浮かべますが、今回手にしている本『つながる脳』の著者、脳科学者の藤井直敬(ふじい・なおたか)さんの名前は、初めて知りました。 先月、中山さん(id:taknakayama)のブログでの…