本屋めぐり

本を買うためだけに身支度をして出かけるのもひさしぶりです。きょうは、梅田望夫さんの新刊が発売される日ですから。
いそいそと駅前の本屋へ行きました。残念ながらまだ並んでいないようでした。ここであきらめてはいけないと、隣町の“ここならきっと置いてあるだろう”と言う本屋に行って見ました。(なぜかといいますと、以前『シリコンバレー精神』を探す時も置いてありましたので。)予想通り、ありました。入荷したばかりのようで奥から出してきてくださいました。
「あぁ、よかった・・・。」


こんなふうに1冊の本を手にする喜びは、宝物のようなものです。


そういえば、遥か昔の事ですが、私が中学生だった頃、『中学時代』(旺文社)と言う雑誌があったのですが、ひと月ごとに購入するこの雑誌をとても楽しみにしていた記憶があります。「本を心待ちにし、手にした喜びを味わう」こんな機会は、いつもいつもあることではありません。
そう思いながら、今回も梅田さんの『ウェブ時代をゆく』を傍らに置いています。これから、本を開くのが楽しみです。また改めて感想を書くことにします。


もうひとつ話の続きがあるのですが、本屋に行く前から行けばきっと買いたくなるだろうなと思っていた本があります。村上春樹さんの本、やはり購入してしまいました。
海辺のカフカ」や「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んだ時にはそれほど思わなかったのですが、先日読みました「羊をめぐる冒険」で、村上さんの世界に興味が湧いてきました。


今日の本屋めぐりにて、梅田望夫さんの『ウェブ時代をゆく』と村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』こうしてまた2冊の本が揃い、私の財産となりました。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

走ることについて語るときに僕の語ること

走ることについて語るときに僕の語ること