山登りに思いを馳せて

税理士試験を終えた後は、楽しみな山登りの計画が待っています。
きょうのように蒸し暑く、ふうふう言いながら家事をしているような時に、山登りの事を思い浮かべると、「こんなふうに暑さを気にして気持ち的にダウンしていてはいけない。」
どこからか、もうひとりの自分が立ち現れ、そうささやきます。とても不思議・・・。
昨年槍ヶ岳に登った時、足が前に出ない、そう思うことがたびたびありました。
足がとても重く感じられ、追い越していかれる方々を「みんなすごいなあ」
と見送るばかりでした。次の1歩の、足を前に下ろすことだけしか考えられない。私にとってはそんな登山でした。でも、1歩ずつでも先に進めば頂上に着くことが出来ました。その行程に思いが流れると、「あんなに苦しいと思ったのに登ったよね。」ちいさな達成感が思い出したときに私に元気を与えてくれるのでしょうか。


何故登りたいのかよくはわかりませんが、このごろは自然にそう思うようになりました。腰痛持ちという弱みをかかえているので、日々の無理のない鍛錬が不可欠です。きょうも、夕方は散歩して来ます。(SJCの活動まじめに続けていますよ。)


きょうは、書くことが見つからなくて午後の少しの時間、植村直己さんの『青春を山に賭けて』のアフリカのキリマンジャロ登山あたりを少し読み、心を遊ばせていました。