『別れの曲』
ひさしぶりにピアノリサイタルに行ってきました。ピアニストは、近藤嘉宏さんです。
〜ショパンの名曲を映画とピアノで〜という副題がついていて、はじめに映画「別れの曲」が上映され、2部で近藤嘉宏さんのピアノ・リサイタルでした。
映画は、1934年に製作されたドイツ映画で91分のモノクロです。昔の映画ですが、ショパンの名曲がつぎつぎと流れ、ショパンが有名になって行く過程を知るだけでなく美しいメロディーに心を動かされます。
映画に酔いしれた後、今度はピアノの生演奏でふたたび酔いしれるひとときでした。
私はショパンの曲が大好きで家にあるCDをたびたび聴いていたので初めて聞く曲ではありませんが、それで安心して演奏を楽しめたかもしれません。中でも、映画の題名にもなっている「別れの曲」(エチュード第3番ホ長調作品10-3)は、特に大好きになりました。近藤嘉宏さんの演奏のピアノの音色は、雨のしずくのように“ぽろり、ぽろり”ときらめくように感じ、メロディーの美しさが心に残りました。
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