オペラをスクリーンで

 ひさしぶりにオペラ映画を見ました。以前観たのはケネス・ブラナー監督の『魔笛』でしたが、今回は、NYメトロポリタン歌劇場で2013年1月19日に上演されたドニゼッティマリア・ストゥアルダ》をスクリーンで体感できるというものです。
 オペラ鑑賞は、私にとってはこれまで敷居が高いと感じていて、気になりつつも観る機会を作りませんでしたが、今回近くの映画館で上映されると知り思い切ってでかけてみました。
 チューダー王朝の伝説的な女王(メアリー・ステュアート)の悲劇を舞台に甦らせたもので、エリザベス女王スコットランド女王メアリーの対立、最後には女王メアリーは処刑されてしまうのですが、観ていると舞台に引き込まれ涙ぐんでしまいます。
 歌声もすばらしく、こんなにも美しい声を聴けて幸せだと思うようでした。解説を読んでみると、女王メアリーに扮した歌手ジョイス・ディドナートさんは、昨年グラミー賞に輝いた方でした。なるほどと、納得。ほかのキャストの方の歌声も、すばらしい・・・・。
 オペラの世界に大きく目を開かされる三時間を過ごしました。
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 ジョイス・ディドナートさんのオペラ《マリア・ストゥアルダ》のリハーサル映像があったので載せてみます。美しい歌声に触れることができます。

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 こちらは、舞台の映像でしょうか。衣装は同じでした。