「ミス・ポター」を見る

1年ぶりに映画館に出かけてきました。
急に映画を見ようと思い立ち、今何か面白い映画はないかと新聞を眺め始めましたら、「ミス・ポター」に目が留まったのです。これは、あのピーターラビットの作者のビアトリクス・ポターさんのこと?・・・もしそうなら、見に行かなくちゃ。と。(ちょうど水曜日は女性は千円という、サービスデーでもありましたので、日頃に似合わず早い行動でした。)
近頃、新しい映画の情報をあまり取り入れていなかったので、9月15日から、全国ロードショーとなっていることも、始めて知るような状態です。


主役のポターを演じる女優さんは以前見た『ブリジット・ジョーンズの日記』で印象深い、レニー・ゼルウィガー。どんな感じに演じられるだろう、・・想像は膨らみませんでしたが、舞台はイングランド湖水地方などだろうから、きっと美しい風景が見られるはず。もうそれだけで、見に行く価値充分。・・・とかなんとか理由をつけ、家から近い西区のアルパークにありますアルパークシネマへ。


きょうは、劇場はやはり女性がほとんどで、母娘、友だち連れ、単独で・・・と、6・7割は席が埋まっていた気がします。
ビアトリクス・ポターの生涯の読み物をこれまで読んだ事があったのですが、「ピーターラビット」の出版秘話や、編集者ノーマン・ウォーンとの恋、その後の大きな悲しみと、豊かな自然に救われて悲しみから立ち直り壮大な夢を持つ。
93分の映画の中で、ポターの半生にはこんなことがあったのだと、はじめて知ることでいっぱいでした。また、意外だったのは、ポターの描いた、うさぎ(ピーターラビット)や、あひる、ぶた、などが絵本から飛び出して、動き出す所は、ディズニーの映画を見ているようで新鮮な感覚でした。


映画を見ると影響を受けて、イングランドの自然や、ポターの作品などに興味が広がってきました。
「ひさしぶりに、今度図書館でピーターラビットの本を借りてみようかな。」

ミス・ポター』の映画のご案内は、こちらで。
http://www.excite.co.jp/cinema/miss-potter/