車中で思うこと

近頃は少し続けて田舎に帰っています。1時間半くらいかけて車での移動です。昼間移動する事が多いのですが、道行く人を眺めているとお年寄りの人を見かけることが多く、田舎に近づくほどその割合が増え、高齢化社会ということをとても身近な問題として考えるようになります。
昼間は子供たちは学校へ行っているし、若い人は働いているから、年配の人しか見かけないということもあるのですが。
年々親も年を取りますし、自分ももちろん年を取るのですが、どんなふうに残りの人生を過ごしたらいいのかと、ときどき本気で考える事があります。
さしむき、今はブログを頑張って書くことが小さいながら私の生活の中での柱の一つとなっています。将来的に見通してどんな事が出来るのだろうか・・・などと考えたり。


さて、いつもまとまった内容を書けずにいますが。
無理矢理ですが今日車の中で聴いたCDの御紹介だけします。


ブルックナー交響曲第8番ハ短調(改訂版)指揮はハンス・クナッパーツブッシュのCDを聴いていました。家だとなかなかじっと静かに聴く事が出来ませんし、このCDは少し長めでしたが、移動時間も長いのでちょうどいい具合に行きと帰りで全曲を聴く事が出来ます。
朝の時間、まだ元気な時に聴くと、映画館で壮大なドラマを見ながら高貴な音色に包まれているようです。日常生活から切り離されたような気分になれます。何度も何度も聴いていると、近頃はあるフレーズは覚えてしまって、そこを聞きたさに2枚目をわざわざかけてみたりする、ということもあります。
はじめて聴いた時はわたしには少し難しいような気もしましたが、聞き込むほどに好きな所が増えてきました。
ブログを読み知った曲ですが、教えていただくたびに少しずつクラシックのレパートリーが増えていき、音楽の楽しみの世界が広がります。

ブルックナー:交響曲第8番

ブルックナー:交響曲第8番