クリスマスに思う

明日はクリスマスです。キリスト教徒ではなくても、なぜか待ち望む気持ちがどこかにあります。クリスマスといえば子どもの頃はクリスマスケーキと強く結びついた思い出ばかり。ただくいしんぼうなだけのことですが。
親になってからは子どもがサンタさんに何のプレゼントをお願いするのかを聞くことに始まり、クリスマスを迎え子どもがプレゼントを見て喜ぶ顔を見ながら、今年も役目を果たせたと安堵したり・・・、そんな時もありました。
この頃は、現役サンタさんを引退したかのようで、おもちゃ売り場の親子連れや、おじいちゃん、おばあちゃんとお孫さんたちの姿を1歩離れた所から眺めている自分がいます。


話は少し変わり、きょうふと思ったのですが、だんだん年を取っていった時に何をプレゼントしてもらったら、とてもうれしいだろう?
素敵なもの(商品)をプレゼントされるのも、もちろんうれしいことでしょう。
先日、電車にめずらしく乗ったのですが、目の前に座っておられた奥さんが、大きな袋を大事そうにひざの上に載せておられました。隣の方に話しておられるのが耳に入ってきたのですが、その日はその奥さんのお誕生日だったようで、娘さんからきれいな花のアレンジしたものをもらって帰られるところだったようです。とてもうれしそうで、見ていた私まで、これほど喜ばれるものなんだとにこにこしてくるようでした。


また、おひとりでおられる方とかだったら商品でなくても、お話をするだけでも大きなプレゼントになるのかもしれないと、改めて思います。


クリスマス、だれかが喜んでくれる・・・どんなことをしたら、喜んでもらえるか・・・
あれこれ、心をめぐらせる機会を与えていただいてるのかな、そんな気がしてきました。


※写真は、クリスマスケーキと1年前にも1度登場した“ろうそく”を出してきて、ひさしぶりに灯をともしてみました。