「虹のまわりを1周半」

昨晩から読み始めた詩集、たなかしげるさんの『虹のまわりを1周半』
なにもわからない私が、そう簡単に感想を書き連ねてはいけないような、そんな気持もします。
そうなのですが、今感じる事を書き残していて、1年経ったその時にどう感じるだろうかとも思い始め無茶は承知で、少しずつでも言葉にしてみることにします。


ページを開いた時に私の目に写った色合い(詩のイメージ)は表紙にも使われているような色、あわいブルーの色でした。昨日私が「楽しみです・・。」と、軽い言葉で紹介した一言が申し訳ないような、ずしりと心に響く詩の内容でした。


社会の厳しさに揉まれていない私には、本当のところは理解できていないのですが、企業戦士として第一線で活躍されている方の、心の痛みなどが叫び声をあげている感じがしてきます。


「形見」という詩のところになると、なんど読み始めても涙が止まらなくなります。


「静寂に包まれた祈り」という詩の中では、
>「教会とは
   静寂を必要とする人のために
    存在するものではないだろうか」
と、いう言葉に出会いましたが、詩を読む私の心にも、静寂のひとときが必要そうです。詩を読みながら、改めて意識することができました。


きょうは、こんなひとことだけですが、綴っておきます。


写真は、サイネリアとストックです。