根拠のない自信

家事の合間ですが、書くこともないのに日記を書こうとしていて、まったくブログ中毒ということでしょうか。


さて、・・。
娘の就職活動をそばで眺めていると自分の若い頃とは全然違っていて、興味深いです。自分を知って、何の仕事をしたらやりがいがあるだろうかと考える事や、社会のいろいろな職業、さまざまな仕事に目を向けて、自分が何に向いているか・・・など、いろいろ考えているようです。


私はどうだっただろう、と振り返ってみると、あまり迷いもなく家政学部で食物の勉強をし、先生になりました。深く自分を知ろうと、娘のような自己分析をしっかりしたような記憶がありません。
「なぜ、家庭科の先生になろうとしたの。」と、聞かれたことがありますが、高校生の時に知性的な家庭科の先生に接した事や、ささいなことですが小学生の頃から少しですがおやつ作りをすると褒めてもらったり、家族に喜ばれたりして、今思うと決して料理が上手だったわけでもないのに、根拠もない自信のようなものを心の片隅に住まわせていたのかと、思ったりします。


子どもの心に自信を持たせるのはたやすいのかも知れません。私のような単純な性格だと特に。おやつと言っても、小学生の時にドーナツ作り、さらに中学生でよく作ったのはキャラメル作り。めぼしいのはそのくらいなのに、これで自信を持つのですから。


いまは大人になった我が家の子供達から、ときどき冷静な評価と言葉を聞くことがあります。それを聞くと私の自信(自尊心)などたやすく崩れてしまいます。
家庭科の先生をしていたなどと、恥ずかしくて口にできない有様なのです。
ブログでは少し料理のレシピ等を書いていますが、自分を少し鍛えなければとの思いも少しあるかもしれません。


子どもがどういう人生を送ったらよいかと、考えていることにも影響され、子育ての終った私の生活の仕方について、よく考えながら過ごそうと、思う事が増えました。ブログの皆さんからの刺激も充分吸収しながら頑張る事にします。


明日は、バレンタインデーですし、これからひさしぶりにキャラメル作りとチョコレート菓子つくりをしようかと思います。このあたりで。


右上の写真は、2・3日前散歩の時に写しました。梅の花です。