読書の時間


きょうは、ひさしぶりに、近頃の読書の時間に、思ったことを、メモのように、書いてみようかと、思います。(自分の考えの、まとめを書くことが、いかに難しいかということ、ひしひしと感じますが、・・・こういうときに、他のブログの仲間の方たちの、偉大さを、感じるのです。それはともかく。・・)

 3冊の本、を紹介します。(今回は、私の頭の中で、リンクされたのです・・)

ものがたりの余白―エンデが最後に話したこと

ものがたりの余白―エンデが最後に話したこと


〈世界〉にであうレッスン 
副題 『不思議の国のアリス』を読む  
著者 三上勝生  出版社 新曜社

なぜ、この本が、関連されたかと言うと、(専門の方たちが、いっぱいおられるので、変なことを言っても、どうぞ、許してくださいね。・・・)

三上さんの書かれた、この〈世界〉にであうレッスン・・・を読んでいて、すぐに、ミヒャエル・エンデの『モモ』を、思い出したのです。レッスンの中に出てくる、地上の世界と、地下の世界の2つの世界。ときどき出てくる、黒い魔力の存在。・・そして、「モモ」に出てくる、白い地区、とか「灰色の男たち」の存在。・・・まだ、うまく、説明できませんが、重なって、思い出されました。

もう少し、じっくりと、読み比べてみたいと、思っています。


きょうは、ひとつだけ、『ものがたりの余白』の中から、印象的な箇所を、抜書きさせてもらいます。27ページ 船の難破体験、そしてユーモア の箇所です。
−エンデさんは、作家とは、難破した船の遭難者だと、『エンデのメモ箱』でおっしゃっていますが、エンデさん自身も難破したことがあるのですか?
エンデ 何度もあります。「難破する」という表現で私が意味するのは、・・・・(省略)・・・言い換えれば、本当にどうしたらよいか分からない状況に、実際に陥ったことがなければならない、ということです。人生においてもそう、どの観点からももう終わりだという状態です。そのような状況をもたらすのは恋愛話かもしれない、また、職業上の大苦境かもしれない、いや、健康上の問題だって考えられるし、死との出会いかもしれない。・・・・・(省略)
・・・なぜなら、ユーモアは、人間に弱みがあってはならないとは絶対思わないからです。その逆で、実は、ユーモアは、どちらかといえば、人間には間違いがあるからこそ愛すべき存在なのだとの意見なのです。間違いがあるにもかかわらず、ではありません。


少し、読み返していたら、あちこちに、目が留まって、ぜんぜん、まとまりません。もっと、読みこなしなさい・・という、宿題をもらった気分です^^。
つづきは、また。・・のんびり、待っていてください。(待ってないよ〜と、言ってる方がいそうですね。)