成人式に思う


きょうは、成人式関連の話を少し書いてみます。(じつは、わが子も、新成人となりましたので・・)
晴れ着を着せ、だんだんと自立していく姿を、写真とわが目に焼き付けようと、ばたばたとすごしました。
会場は、男性はほとんどが、スーツにネクタイで黒系統ですが、女性は振袖姿がほとんどで、会場までのそこかしこの道が、ぱっと花が咲いたように、色とりどりに染まっていました。
近頃は、着物を着る機会が少なくなり、着物姿を見ることも減りました。
今回、改めていろいろな着物を見ていると、絵画を見るのと同じで、楽しいものです。
振袖の色、刺繍、絵柄、帯、そして帯締め・・・日本の文化を凝縮したような、
芸術性に、魅せられます。
日頃は、現代的なファッションに身を包んでいる子達ですが、しばしの間、おしとやかな和服美人に変身しています。どんな思いで、成人式を過ごしているのでしょう。

* * * *

昨日、書店で、梅田さんと小宮山さんの対談が掲載されている、プレジデント社の雑誌を探しましたが、地方では、8日発売のようで、がっかりしましたが、うろうろと探していましたら、目に飛び込んできたのが、
『悠々として 急げ』という、大見出し。
あらっ、と思い、手にとって見ますと、開高健さんの事を書かれた記事でした。
文芸春秋編集者の方(?)だったと、思います。
ブログで視野が広がり、音楽、写真、哲学、文学・・・と、今まで視界のうちにあっても、目に留まらず、素通りしていたものに、気持が注がれるようになったんだと、驚きました。