クラシック音楽へ


クラシック音楽について文を書くのはめずらしいのですが、少し。
昨年の年末、長年かかさず見ていた紅白歌合戦も見ず、オーケストラの過去の演奏を聴いて過ごしました。ウィーン・フィルの演奏も流れましたが、団員ひとりひとりが、楽しんで音を作り出しておられるのが表情から伝わってきて、こちらまですっかりその世界に浸りきって聴きました。こういうオーケストラを、生で見て、聴くことが出来たらどんなにいいだろう、と思います。


ウィーン・フィルは、ブログでも話題になっていましたが、昨年末に、有名な指揮者、アーノンクールさんと来日公演をされたんですね。広島でもあるのだろうかと、調べてみると、調べた時にはすでに、(11月5日に)公演が終了していました。(残念でした。)
これからは、演奏会情報にアンテナをのばし、よい演奏会に足を運んでみたいと思うようになりました。
今年はじめにも、ウィーン・フィルニューイヤーコンサートのようすをNHKで見ました。たくさんの花に囲まれ、すてきな建物で演奏会が開かれるんですね。いままで、縁がなく知りませんでしたので、楽しみました。
今年はワルツでした。
ワルツも好きですが、どちらかというと、年末に聴いた演奏のほうが、心動かされました。
いつか演奏会を聴きにいく時は、同じオーケストラでも、だれの作曲の演奏だろう、とか、少し勉強してから、選んできくといいのかもしれない。


そういえば、『横浜逍遥亭』にて中山さんの息子さんが「ヤバッ」と、言われたという、ポリーニショパン:12の練習曲、たまたまTSUTAYAにありましたので、借りて聴きました。http://d.hatena.ne.jp/taknakayama/20070215

ショパン:12の練習曲

ショパン:12の練習曲

久しぶりに聴くショパン。我が家にあったCDは、ヴラディーミル・アシュケナージの演奏のもので、詳しくはわかりませんが何か違います。受ける印象が。
以前読んだ本、永沢光雄さんの『声をなくして』の文中に、マルタ・アルゲリッチという美人の有名なピアニストのかたのCDを聴き、彼女の演奏は元気が良い、今の自分には元気が良すぎて、ちょっと・・・と、書いておられたのを思い出しました。
演奏家によって、同じ曲もいろいろな表情になるんですね。
ポリーニの演奏、ため息が出てきます。一つ一つの音が真珠の珠のようにきらめいているような感じです。


クラシックに詳しくないので、こうしてブログからの情報はとてもありがたいです。