バルバラ吉田=クラフトさんの本


 先日、吉田秀和さんの番組(NHK教育テレビ「ETV特集 言葉で奏でる音楽ー吉田秀和の軌跡」)を見たことで、一段と吉田秀和さんの著作に興味の度が増し、図書館にていろいろ借りて見ました。
 その前にも、『横浜逍遥亭』の中山さんのお薦めで、「ソロモンの歌」など少し読みかけていましたが、今回は「新・音楽展望」などが手元に届き、パラパラと拾い読みをしてみましたら、とても読みやすく、言葉の勉強ということからも、(個人的に、自分の文章の稚拙さをどうしたらいいのだろうかという課題を抱えていますので。)・・・しばらくは、何度も借りて時々読まなければ、と思うようでした。


 また、きょうはその話題からは、少し飛躍するのですが、番組を見ていましたら、吉田さんの奥様にも気持ちが行き、本もお書きになっているようでしたので、(『日本文学の光と影』著者:バルバラ吉田=クラフト)さっそく、図書館に予約してみました。
 どういうご縁で、お二人が連れ添われたのかと気にもなりました。
奥様をなくされ、本当に力を落とされた様子がインタビューを通して、強く伝わってきましたし、その後、仕事を少しでも続ける事を、バルバラさんも、きっと喜んでくれるでしょうから、・・・・そうおっしゃる吉田さんのお顔が、とても印象深く残りました。
 

 こうして、また私の本棚に、放送をきっかけにして、バルバラさんという、いままで知らなかった魅力のある方の本をしばしの間でも、置く事が出来そうです。どんな本だろうかと、とても楽しみです。

日本文学の光と影―荷風・花袋・谷崎・川端

日本文学の光と影―荷風・花袋・谷崎・川端


・・・・・・・・・