図書館をめぐるお話


きょうはわざわざ遠くの図書館まで予約していた小林秀雄さんの講演テープを受けとりに出かけました。市民球場や広島城のすぐ近くにあります広島市立中央図書館まで。
講演カセットなども借りられるということではじめて利用しましたが、近くの図書館では受け取りが出来ないとのことで、ひさしぶりに大きな図書館に来ました。
同じくその近くにある子供図書館や文化科学館なども昔はよく子供を連れて通ったものですが、本の多さや魅力的な行事の多さを目にすると、いつもながら近所ではここまでは期待できないと実感する時となります。
とはいっても、いつもお世話になっている文化センターができるまでは(20年位前)、中心部の文化施設へ行く為にかなりの努力を払わなければならなかったのですから、贅沢を言ってはいけないし、近くに図書館ができた事をとても感謝しているのですが。


ときどき田舎に帰りますと、気持ちはのんびりとするのですが、近くに大きな図書館がないことが、私にとってとても寂しく思うことです。(将来のことなど想像するときに・・・。)
今後、私も年を取って、まわりもリタイヤした人が増えてきた時に、図書館通いのできる環境はあってほしいと・・・・。
自分の育った土地であっても、長い間離れて生活していますと、田舎のこと、今の文化的な環境などほとんど知らないのですが、たまにこうして、気になることがあります。


そういえば、以前『横浜逍遥亭』にて、ドイツからアメリカに亡命した音楽家の人達の話を書いておられたことを思い出しました。(『カフェのない人生』)
インターネットのある生活、「インターネットがカフェ」の役割であるとしたら、地方格差がいくらかでも少なくかんじられるだろうかと期待しています。


何が書きたいのかよくわからなくなってきました。このへんで終る事にします。