『サイラス・マーナー』

サイラス・マーナー (岩波文庫)

サイラス・マーナー (岩波文庫)

ここしばらく、ジョージ・エリオット作 「サイラス・マーナー」を読んでいます。
まだ最後まで読めていませんが、クリスマスも近いこの季節に読むものとして、ぴったりな感じです。
いつもブログを読ませていただいているsimpleAさん(id:simpleA) のベスト3冊として紹介されていました本で、予備知識は無いまま図書館で借りてみました。


この本の表紙に書かれている紹介の文を抜書きしてみます。
>「信じ切っていた友に裏切られ、人も世も神をも呪う世捨て人となったサイラスの唯一の慰めは金だった。だがその金も盗まれて絶望の淵に沈んだ彼に再び生きることの希望を与えたのは、たまたま家に迷いこんできた幼児エピーの無心な姿だった。「大人のためのおとぎ話」として広く愛読されてきたエリオット(1819〜80)の名作。


じっくり最初から順を追って読んでいくとよいのですが、ちょっと飛び越えて最終部分を読んでしまいました。感動的な場面があり、あっ・、これはきっちりとていねいに読もうと、今は、前の部分に戻って読んでいます。


ジョージ・エリオット、作者の名前を見ると男性なのかと思いますが、いえいえ、女性でした。繊細な心理描写、幼子の描写を読んでいると女性ならでは、と感じました。ジョージという名前は、彼女の創作の原動力であり唯一の同行者であった夫ジョージ・ルーイスのファースト・ネームだそうです。(解説によると)

まだ、長く感想を書けませんので後日再挑戦します。