詩の世界に1歩

詩を積極的には読む習慣のなかった私ですが、振り返ってみるとターシャ・テューダーさんの影響でマックス・アーマン著の『幸せの切なる願い』を読んだり、ターシャさんが毎晩子供たちに読み聞かせた詩を集めた『心に風が吹き、かかとに炎が燃えている』など、少しは詩集を手にしていました。
先日は、昔の人ではなく、現在まさに日本社会の中におられる方の詩集を読みました。たなかしげるさんの『虹のまわりを1周半』です。
本との出会いも、他の方の声に耳を澄ませ、いままでの自分の世界から1歩も2歩も踏み出してみようか、・・・というのが今の私の読書生活です。
そういうことで、もう一方、吉増剛造さんの詩集や著作も読んで見ようと、図書館で借りてきました。
リクエストしていた中の2冊が届いていたのですが、『詩をポケットに』と『螺旋歌』です。

螺旋歌

螺旋歌

詩をポケットに~愛する詩人たちへの旅 (NHKライブラリー)

詩をポケットに~愛する詩人たちへの旅 (NHKライブラリー)

吉増さんの詩集を前にして、ページを開き、なぜか戸惑っている私がいます。(しばらくの間)
読みなれていないこともあってなのでしょう。


ページをあちこちめくって字を拾っていたら、ふーっと、文の中に入って行けた気がしました。

 
少しの時間読みましたが感想にはまだなりません。これから少しずつ読もうと思っています。
なんともおぼつかない足取りでの、吉増さんの詩の世界へのスタートです。
詩に詳しい方々の話題に入っていける日は、まだまだ遠い先の事のようです。