感想文になるには
何か一言でも書いて見ようと思うものの、本を読んでも感想文のスタートが切れない時があります。今読んでいる塩野七生さんの『ローマ人の物語』がそうです。
「なぜだろう」と考えるに、その理由の中には私のこれまでのローマの歴史に関しての蓄積がないから、そのことが大きいのだろうと思い、近藤さん(CUSCUSさん)や、山崎さん(caesarkazuhitoさん)のように感想を書けるようになるのは、まだまだ先のことだと改めて気がつきました。あせらず、ぼちぼちと読み進みたいと思ったきょうこのごろです。
高校生の時の歴史は、優しい先生が教えて下さってました。なのに、申し訳ないことに私は前の席にいながらうつらうつらしていた、そんな生徒でした。その頃から歴史にもっと興味を持っていれば違ったのでしょうが・・・・。
しかし、大人になると変わるもので、いろいろな刺激から(特に映画などから)イギリス、フランス、ロシア、オーストリア、・・中国、インド・・などの歴史に大いに関心が向くようになりました。(まだまだ底は浅いのですが。)
正直なところ『ローマ人の物語』、今はまだ夢中になって読んでいるとは言えない読者です。気長に、のんびりと楽しむことにします。(読書も、良いお酒と同じように、寝かす時間が必要なのかもしれません。気持ちが熟すとき、・・・きっと、訪れるのではと、期待して。)
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
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