まぼろしの邪馬台国

 ひさしぶりに映画を見てきました。『まぼろしの邪馬台国』です。
 先ごろ、金城さん(simpleAさん)のブログにて「招待券が残っていますが、いる人があったらメールくださーい(http://d.hatena.ne.jp/simpleA/20081128)」とありましたので、「はーい!」と手をあげて、招待券をいただきました。(ありがとうございました。)
 洋画を見ることが多いのですが何年ぶりかの邦画鑑賞です。(ちなみに、宮崎駿さんのシリーズは映画館に出向いています。)
 ハンカチ持参で泣いてきて下さいとのアドバイス・・・そのつもりで席に座りました。本当にハンカチは必要です。

 第1回吉川英治文化賞を受賞した「新装版 まぼろしの邪馬台国宮崎康平講談社文庫)が映画化されたもので、少し前に映画の予告編を見て、興味を持った映画でした。予告編では、宮崎康平さんを演じる竹中直人さんが後に奥さんとなる和子さん(吉永小百合さんが演じておられます)を駅のホームで涙を流しながら引き留めるシーンがあったのですが、その映像が心に焼き付いて気になっていました。
 竹中直人さんは、『のだめカンタービレ』『ウォーターボーイズ』『スウイングガールズ』など、個性的な演技をされている方です。このたびは吉永小百合さんとの共演、「どんな映画になるのだろう」と好奇心がわきました。しかしながら招待券のお話がなければ映画館まで足を運んだかどうかはわかりません。出会いは大切です!

 これから見ようと思われる方もあるでしょうから、詳しいことは映画をご覧ください、ということにします。

 ひとつだけ、『信じる』と言うことについて考えるきっかけを与えられました。

◇右上の写真は、東映キネマ旬報vol.9の裏表紙を写しました。