再興院展

 『再興第九十四回院展』が1月21日(木)より始まりました。「ここ何年か続けて見に出かけているので、やはり今年も行きたい。」そう思っていましたので、きょうは思いきって出かけてきました。
 会場は福屋八丁掘本店と福屋広島駅前店。
 はじめは八丁掘本店から見ることにし会場へと入ると、いつものことながら、一枚目からドーンと迫力のある異国の建物の絵、そして青い空に圧倒されました。清水由朗さんの『序曲』です。建物や塔を低い位置から眺めた独特のアングルで、建物の美しさや塔の面白い形などに惹き込まれました。
 那波多目功一さんの『待春』で、ベールのような薄ーい花びらが合わさったような白い牡丹。
 手塚雄二さんの『こかげみち』は、「こんな道を歩いてみたら心が落ち着くだろうな。」と思うような、しっとりしていてきらめきのあるようなこかげみちでした。
 知った名前の方を探してしまいますが、今回も後藤純男さん『厳冬の山峡』や、広島駅前店の方にて、平山郁夫さんの『文明の十字路を往く』、西田俊英さんの『宵桜・千鳥ヶ淵』、倉島重友さんの『桜舞小径(おうぶしょうけい)』の前にて、「ひさしぶりにお会いしました。」と言う感じで絵の前にてじっと佇みゆっくりと鑑賞しました。

 大作がたくさん並んでいるので、ためいきまじりに会場をまわりました。
 
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