モンテ・クリスト伯

 いつも愛読していますid:paseyoさんのブログで紹介されていた『モンテ・クリスト伯』を読み始めました。以前『巌窟王』の名の児童書で読んだ記憶がありますが、今回は完訳版の方を読んでみようかと思っています。
 無実の罪を着せられ14年もの歳月を牢獄にいれられた主人公ダンテス(後、モンテ・クリスト伯となります)の生きざまや、周りの登場人物とのやりとりなど、読み始めると話の展開にみるみる引き込まれていくのがわかります。
 字が小さくて読むのに少々難儀しますが、それでも読みたくなるおもしろさがあります。

 7巻もあって、読み終わるのはまだまだ先になりそうですが、楽しみながら読もうと思っています。

 7巻目を手にして、締めくくりのところをこっそり読んでみると、「待て、しかして希望せよ!」
人間の知恵は、ただこの二つの言葉にふくまれている、と、モンテ・クリスト伯がある女性に教えてあげたと書かれていました。
 “答えを先に知って、問題を解く”といった感じで・・・もしかしたら、良い読み方ではないかもしれませんが、この言葉の意味も考えながら、全編の読了を目指そうと思います。

モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)

モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)