インターネット・エコノミー
私の本棚。
この言葉を意識するようになったのは、たぶん、大学生の頃だと思います。狭い学生寮の一角。(狭くても、居心地は良いです。)・・・寮生活を経験された方には、きっと、想像が付くと思いますが、4人同室の寮なのですが、ひとりひとりに、少し大きめの本棚がありました。
実家を離れ、大学生活を始める頃は、その本棚は、教科書とわずかな愛読書のみ並んでいましたが、時間がたつとともに、本はどんどん増殖してきます。まだ中学生だった妹が部屋を訪れた時、「たくさん本があるね。」と、私にとっては、嬉しい感想を言ってくれたのを覚えています。
なぜ、急にこんなことを書き出したのでしょう。そうそう、近頃の私の本棚のことを書いてみようと、思い立ったことから、話が飛んでいました。
本題に入りますが、昨年の夏くらいから、インターネット関連の本に熱中し、以前にもブログに書きましたが、特に2冊の本は、(本棚に色をつけるとしたら、インターネット色の棚にあるところの)『王将』に当たる本です。
1冊は、『夢は必ずかなう』副題:物語 素顔のビル・ゲイツ
Dream Come True The Life of Bill Gates
著者:小出 重幸 発行所:中央公論新社
2冊めは、『ウェブ進化論』副題:本当の大変化はこれから始まる
著者:梅田 望夫 発行所:ちくま新書
本の内容が面白いということは当然のことですが、加えて、私自身この秋に「インターネット検定」というものを受けてみようと思い立ち、その勉強に大きな影響力があったことも、「王将」の位置に座る理由になったのかもしれません。
そして、新たに、もう1冊、愛読書が加わりました。
いつも、ブログにて啓発させられています「横浜逍遥亭」の中山さんが(id:taknakayama) 翻訳された、こちらの本です。
- 作者: アクセルツェルディック,クラウスシュラーペ,クラウスゴルトハマー,アーノルドピコット,アレクサンダーアルトーペ,情報通信総合研究所,Axel Zerdick,Klaus Schrape,Klaus Goldhammer,Arnold Picot,Alexander Artop´e,中山隆
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2002/03/01
- メディア: 単行本
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まだ、半分くらいしか読めていないのですが、ここまでの感想でお伝えします。
むずかしい学術論文のようなものかとはじめは思っていましたが、とても読みやすくインターネットの発展に興味のある私のような読者にとっては、腰を落ち着けて読みたい本だと、感じました。
訳者覚え書きの中で紹介されていました言葉を引用させていただくと、
>>「もし、インターネットが現代の経済に及ぼす変化の諸相を探りたいと思ったら、この本を読むべきだ。(中略)この本で勉強した読者は、そのあと自分のビジネスのことを改めて考え直しているはずだ」(トーマス・ミデルホーフ)