はてなのブログにて


 梅田さんが、先日のブログの中で、茂木さんの言葉を紹介しておられたのが、心に残りました。

「オープン」で偶有的なプロセスでやっていかないと生命体の成長はない、それが生命の一大原則なのだ、ネットは生命原理に近い事象を人間の脳とか情報の領域に起こすものだ、命を輝かせるためにはネットの偶有性の海に飛び込むべきなんだ、ミトコンドリアなんてもともと別の生物だったものを取り込み共存したものだ、だから我々は酸素呼吸できるようになったんだよ、過去の歴史でそれなりに名をなした人というのは、オープンにして外界とのやり取りの中で時にはぐちゃぐちゃになりながらそこを乗り越えて偉大なことをなした、同時代には毀誉褒貶の嵐にさらされそのプロセスから成長した人々が多い、人間の成長を分ける分水嶺は偶有性をどう受け入れるかであり、昔なら一部の公人にしか与えられなかったそういう場を自らつくって身を置くことができる可能性がネットで誰にも開かれたのだから今は素晴らしい時代なんだ。        

 「この茂木さんの言葉は、若い人だけでなく、私にとっても大切なことではないか」と思い、これからは悪戦苦闘しながらでも、もっとしっかりブログの海を泳いでいこうと思いました。

 本当は、少し恐い気持がします。
おとなしくしていれば、想像のつく生活が待っているのでしょう。よくわからない世界に入って行って、自分がどんな気持ちになるのか、予測が立たちません。
少し、おおげさ(笑)・・・・・・・
 さしあたって、にがてな文章を書くことから、毎日少しずつでも努力しよう。
(本当は、ブログ上でわが身(心)をさらすような感じがして抵抗感もあり、まだまだ脱皮できていないのですが。)

 そういう自分でありながら、「私も、何かしなければ。」・・・・そんな気持にさせる、このごろの“はてな”です。