近代絵画を読んで


今、『近代絵画』(著者、小林秀雄)を読んでいますが、小林秀雄さんの評論を読んでいると、芸術のことを考える楽しい時間を作り出してもらえます。
 そうした時間には、日頃考えもしない事を想起するきっかけにもなります。

 芸術作品に触れて、今まで見たものの中で“私の大好きな作品” として、すぐに思い浮かぶのは、バチカン市国のサンピエトロ寺院内にあります『ピエタ像』です。
 ※参考:『ピエタ』(イエス・キリストの屍を抱く、聖母)
      ミケランジェロ、作

 30年前になりますが(はるか昔)、生で見たピエタ像は、息を呑むような感動でした。これだけは、しっかりと見て目に焼き付けておこうと、楽しみにしていましたが、今でもその時の気持をはっきりと思い出す事が出来ます。


芸術作品の持つ魅力、時を越え、人に感動を与える、その力に畏敬の念を持ちます。

ひさしぶりに古い写真を出してみました。これは上に書きましたピエタ像ではありませんが、30年前に写しました1枚を、今日は、載せて見ます。


 土曜の朝、外はすばらしい天気ですが、パソコンの前で芸術を思い、しばしの時を過ごしました。