フェルマーの最終定理
少し前に読んでいた『暗号解読』まだ中途半端にしか読んでいないのに、図書館に返してしまいました。今手元にあるのは、同じくサイモン・シンさんの書かれた『フェルマーの最終定理』です。
中学の頃の数学の勉強で、忘れられないほどの魅力ある証明問題として、ピュタゴラスの定理を証明するということがありました。
よく知っている定理が、この本の主題となっている"フェルマーの最終定理”と深く関連していると知り、少し興味が湧いてきました。
※直角三角形の斜辺の二乗は、他の二辺の二乗の和に等しい。(ピュタゴラスの定理)
ピュタゴラスの物語に始まり、3世紀もの長きに渡るほどどんな数学者にも解けなかった難問(フェルマーの最終定理)の話、そして難問に挑戦した人々の歴史、最後にとうとうこの難問を証明したアンドリュー・ワイルズの仕事に関しての話。おおざっぱにはこんな内容のようです。
何事も続ける事は簡単そうで難しいように思います。
アンドリュー・ワイルズさんは、10歳の時にこのフェルマーの最終定理という難問の事を知り、数学への情熱の火を消さずに、30年もの長い間、ひとつの目標に向って走り続けられたということに、びっくりしました。
本とは関係ないことですが、感想をまとめようとすると、頭が酸欠状態となってきました。(これは、私のことです。)
きょうのところは、『フェルマーの最終定理』の話は、このあたりにします。
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
- 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫
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