小林秀雄さんの『ドストエフスキイの生活』

他の方のエントリーを読んでいましたら、もうそれだけで充分満足して、自分のブログ作りを忘れていて、あたふたと今日の自分のエントリーを書き始めました。


先日図書館で小林秀雄さんの書かれた、『ドストエフスキイの生活』を借りてきました。「カラマーゾフの兄弟」を読んでいる途中なのですが中断して、今は小林さんの本のほうを見ています。(読んでいるとはなかなか言えないのは、文の表面をさらっと触れている感触だからですが。)

ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)

ドストエフスキイの生活 (新潮文庫)

小林秀雄さんの作品は、前に『近代絵画』を読んでから、おもしろいと興味を持つようになりました。
まだ全部読めていませんが、この文庫本には、“ドストエフスキイの生活”“カラマアゾフの兄弟”“「罪と罰」について”“ドストエフスキイ七十五年祭に於ける講演”が収められています。借りた時にここを読んでみたいと思っていたのは、「カラマアゾフの兄弟」の論文のところ。小説を腰を落ち着けて読めないので、評論文とか、感想文など周囲から少しずつ目標に迫る方法になりそうです。


もう少し何か書こうと思うのですが、書き出してもまとまりません。まだ時間をかけて読まないといけないようです。噛み締めつつ読みたくなるような文章ですので何回か読んでエントリーとして書ければいいのですが。今日はこの辺にします。


※右上の写真は、先日来のバラの花の見頃が過ぎそうで、記念に1枚と思ってカメラを向けましたら、朝日との戯れに目が行きました。日の光が作り出すかたちがおもしろくて、家事を忘れてシャッターを切っていました。