シューベルト『冬の旅』を聴く

今日も西方面へと出かけてきましたが、車中の音楽鑑賞はと言いますと、行きはZARDのGolden Best のCD,帰りは、Leif Ove Andsnes (アンスネスさん)のピアノ伴奏、 Ian Bostridgeボストリッジさん)テノール の Schubertシューベルト)の『Winterreise』(冬の旅)を聴く事にしました。

冬の旅

冬の旅

アンスネスさんのCD、私が購入したものは輸入版でしたので、上に紹介したものとはちがって、ジャケットの写真は同じですが、文は英語とドイツ語で書かれています。曲の解説や、歌詞は微かにしかわからないので、もっぱら音楽を楽しむという、言葉のわからない子供が聞こえてくる音とリズムを楽しむような感じで、ドイツ語の歌曲を聴いていました。英語やフランス語、韓国語のポピュラー音楽でも、これまで意味はわからないままでも、おおいに楽しんできたのですから、それがドイツ語になったということで、それほど違和感を持たなくても良いのですよね。そうなのですが、これまで、歌曲を聴く習慣がなかったので、ドイツ語の歌詞を聴くという新たな世界に扉を開けて入っていくような気がしています。
何度も繰り返し聴いていると、前にも書いたことがありますが自分の好きな曲が見つかり、すこしづつ楽しみ方がわかってくるようです。


アンスネスさんのことも、今年の2月まで全然知りませんでしたが、やっと2枚アルバムが揃い、ほかのCDと混ざりながら今日のように時折聴くようになりました。この方の演奏はどうですか?と聞かれても、私には素敵です。としか言えませんが、「冬の旅」のどの曲だったか忘れましたが、ゆったりとした雰囲気と骨太で、美しい音を出される方かとふと感じました。
このアルバムの5番目には、有名な「菩提樹」の曲(Der Lindenbaum)がありましたが、素敵でした。


音楽の世界でも、いままで聴く機会を持たなかった方面に、耳を向けてみると、自分自身の眠っていた好奇心を刺激したり、心の琴線に触れることもあったりして、いいですね。
日ごろ書かない内容を書き出して、時間だけずいぶんたってしまいました。このあたりで終わります。