交響曲を聴く

きょうはあちこちで国立の前期試験が行われているのでしょう。日本各地の昨日の天候が大変な荒れ模様でしたので、受験生や見守るご家族の方々もご心配だったでしょうね。『受験生の皆さん、頑張って!』(声は届かないでしょうが、ひとり言をつぶやいています。)


話は変わりますが、音楽のお話を少し。
テレビでN響定期演奏会が聴けると言う事で、しばらく前から楽しみに待っていましたが、それがやっと見れました。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮で、曲目は、

 

1. 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」   ( モーツァルト作曲 )
2. 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンチック」
    [ ノヴァーク版 1878/80年 ]   ( ブルックナー作曲 )
[ 収録: 2008年1月12日, NHKホール ]


長い交響曲を全曲通して聴く機会は、なかなかない生活をしていましたので、先日のコンサートでベルリオーズの「幻想交響曲」に続いての貴重な時間になりました。モーツァルト作曲のプラハのほうは途中からしか聴けなかったのですが、ブルックナー交響曲 第4番 は、じっくりと座って聴きました。
何度かヘルベルト・ブロムシュテットさん指揮の1981年録音の曲をCDで聴いていましたので、それぞれの楽章の中に知っている好きなメロディーが出てくるとうれしくなります。音の強弱のめりはりや、ゆったりしていて、威厳があるような独特な雰囲気を持ったブルックナー交響曲。私はまだ聴き始めたばかりの視聴者ですが、20数年前のブロムシュテットさんの指揮された演奏と、こうして80歳になられて同じ曲を指揮しておられるのをテレビを通じて見ることが出来るということに心を動かされるものがあります。
迫力のあるオーケストラの豊かな音もよかったですが、ピアニッシモになる時の澄んだ音の美しさにも心が満たされました。

ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」

ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」


ちゃんとした感想になりませんが、メモとして残すことにします。
下の写真は音楽とは関係ありませんが、昨日の散歩の時に写した運動公園から見た広島湾の風景です。