ふと思うこと

 年をとるという事は失ったものも多いのかもしれない。
20代の前半に仕事をやめ子育てが中心の時間を30年近く過ごして来ました。今はがむしゃらにかかわっていた子育ても終わり、静かにブログを書いたりする時間が中心の生活。とても贅沢な時間を送っている気がします。二十歳のときに今のこんな私を想像できただろうか。ふと思いました。


 想像していた以上の恵まれた環境にいることに、感謝したい気持ちが起こります。
何が恵まれているかというと、インターネットの普及で日本の、世界のいろいろな方と、友達になれること。本や音楽、映画、写真、生活・・・興味のあることを語り合える。“あまりに、理想的な環境”だと。
 自分の能力はどっかに忘れて、この2年近くブログにどっぷり浸かった生活をしてきました。今の状態がずっと続くとは思わないところもあります。
自分磨きをしないと、そのうちに皆さんの流れについていけなくなって、振り落とされてしまう、そんな気がします。そう思うときは、年をとって失くした物(体力など)や自分の能力を思い出した時です。
実は二十歳の頃の私、『生涯学習』の本を読み漁っていました。「これだ!」と、不思議なくらい納得して、「生涯いろいろな方法で勉強できるよね。」と、ひとりでその考えに夢中になっているところがあったのです。
梅田さんの本からも、同じような考えをお持ちなのかと共感するところが多くて、ますます影響されるところが多いのですが。
何が言いたいのかまとまりませんが、「そうだ。」年をとって失ったものは、たくさんあるのでしょうが、そのことはちょっと忘れて、今の恵まれた環境の中で、自分に出来ることをもう少し頑張って、インプット、アウトプットして行こうかな。
そんなことを考えました。まだまだ、だいぶ涙を流すことになるでしょうけれど。(その時には、弱音をブログに綴るかもしれませんが、またお騒がせしますね、どうぞ笑って流してください。)