『アーキテクチャの生態系』の読み始め

 私の読書生活は、一貫した好みで流れているわけではなく、この頃はブログ仲間(いえ、師匠)の影響を多大に受けています。(時には妹からの影響だったりしますが。)
 今回は、横浜逍遥亭で強力なお薦めだった、濱野智史さんの『アーキテクチャの生態系』を手にしてみました。まだ、本文の3分の1あたりを読んでいるところですが、何か少し書き始めようかと、パソコンの前に座りました。

アーキテクチャの生態系

アーキテクチャの生態系

 インターネットの世界に無知な私なのですが興味は持っていて、「新しい世界はどのように開かれていくだろうか」と、好奇心が湧いてきます。梅田望夫さんの『ウェブ進化論』を読んだ時、インターネットの普及した世界がどのような経過をたどって進化していくかということが、素人の私にもわかりやすく興味深く読むことができましたが、今回、濱野智史さんの文章を読みながら、文章の持つ雰囲気はちがいますが、わかりやすい言葉でいろいろ難しい参考文献の中から考えをまとめて伝えておられ、グーグル、2ちゃんねるはてなダイアリーミクシィ・・・のこと、私の知らない観点からの内容に、「そういう考え方があるんだ」とか、頭の中が整理されておもしろいと思いながら読んでいます。
 自分の知らない世界のことは、むやみやたら恐怖心がつのったり、反対に無防備すぎて危なかったりするものです。
 『アーキテクチャーの生態系』を読むことで、時代の先端で起こっていたり、流行していることに詳しくなり、自分で考え判断する力を少しでも身に付けることができるのではないかと、そんな気がします。
 梅田さんの『ウェブ進化論』の本からの引用もところどころにあり、ほっとするというか親しみを感じてしまいました。
 いろいろなウェブサービスのことを深く知りその分析の中から、それが日本の社会を知ることにもつながるようです。
 何も知らないで取り巻いている環境に流されるのではなく、少しでもこうした知識を本から理解して、今を生きるのがよいのかもしれません。
また、読み終えて感想を追加することにします。