けんちん汁

 寒いときには暖かい汁ものを食べたくなります。なにか作ってみようかと、本棚の料理本をぱらぱらと眺めていましたら、けんちん汁が載っていました。(NHKきょうの料理の2006年1月号)『辰巳芳子の四季のスープ』という見出しです。ちょっと工夫がされている作り方で、ふだん自分が作っている方法とは違いましたが本どおりに作ってみました。
 ◇材料◇ 5人分 (本は10人分でしたが、半分で試作しました。)
ごぼう・・・・50g      油揚げ・・・3分の2枚
・にんじん・・・75g      木綿豆腐・・2分の1丁
・れんこん・・・75g      煮干しだし・・カップ
・大根・・・・・250g      塩・・・・小さじ2分の1
・里芋・・・150g        ◆塩・オリーブ油・うす口しょうゆ
・干ししいたけ・・・2〜3枚
・こんにゃく・・・3分の1枚


 ◇作り方
 辰巳さん流は、オリーブ油(大さじ1杯と4分の1)で、くせの強い野菜を順番に蒸らし炒めをし、7分通り火を通しておいてだし汁を加えて最後に豆腐を入れ、塩・うす口しょうゆで味をつけるというものでした。
(※順番は、ごぼう→にんじん→こんにゃく→れんこん→しいたけ→大根→油揚げ→だし汁(半分の量の塩・淡口しょうゆ)→さといも→残りの塩・淡口しょうゆで味を調える。)
 

 好みで醤油味のところをみそ味に変えてもいいでしょうし、豚肉を使ったり、香味野菜のネギを入れたりしてもおいしいと思います。
けんちん汁は、とうふと野菜(人参、ごぼう、しいたけなど)が入った汁のようですから、全部の材料がそろわなくても家にある野菜を取り合わせて、野菜たっぷりのお汁を作ってみてください。
 受験生がおられる家庭とか、風邪を引いておられる方には元気になりそうな料理ですね。