トム・ジョウンズ(2)

トム・ジョウンズ〈1〉 (岩波文庫)
 きょうは、第二巻まで。*・・*・・*
 主人公となるトムの出生の秘密についてや、父となる人はだれかということなどの話。
 主人公を拾って養育してくれるオールワージ氏のことが頭に残る内容です。
・・・*・・・*
 これから長編を読んでいくにあたって、本の構成を目次等から少し抜き出して見ました。(私の、頭の整理です。)

(第一部  サマセットシャの片田舎)
・一巻   主人公の出生につき、この物語の冒頭に読者にお伝え申す必要ありと考えるかぎり収める。
・二巻   人生の諸会談における結婚の幸福の場面と、ブライフィル大尉とブリジェット・オールワージ嬢との結婚後の二年間の種々な出来事とを収める
・・・・・・
(第二部 サマセットシャからロンドンへの道中)

(第三部 ロンドン)

※ 各巻とも第一章が話の筋と関係あるようなないようなほとんど独立したエッセイ―時には戯論―にあてられていることで、これらはそれぞれ捨てがたい味わいを持っている・・・・(省略)・・(P.5 はしがきより)

主人公トムをオールワ―ジ氏がとても可愛がって育てようとするのを見て、ブライフィル大尉はうれしくない様子です。なぜでしょう。
この後そのことがどんなふうに展開していくのか注意して読みたいと思います。