七草粥


きょうは、七草粥にまつわる話を、書いてみました。


七草
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろの7種で春の七草
ほとけのざって、どんな野草だろうと思い検索してみました。こちらで見ることができました。http://www.mitomori.co.jp/hanazukan2/hana2.4.346kooni.html
ごぎょうは、こちらで。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hahakogusa.html


料理の前に取った写真です:右下から右上は、せり、なずな、
   真ん中の上から、ほとけのざ、はこべら、ごぎょう
   左上から、すずな、すずしろ です。

正月7日に7種(一般的には、この7種ですが、地域差があります。)の野草を粥のなかに入れて食べる習慣があります。
七草粥を食べて、無病息災を祈ります。
正月料理に疲れた胃腸を休めるのにも、いいですね。
また、冬に不足しがちな青菜を補うのに、効果があります。(冬に青菜を食べて健やかにと言う行事なので、七草に限らず、小松菜などでもいいし、特に7種そろえなくてもよいと言われています。)
買いやすい青菜を用意して、七草粥を作ってみましょう。


七草粥
材料(4人分)と作り方
①米1カップをていねいにとぎ、厚手の鍋に入れて水5カップを加えて30分ほどおいて水を充分に吸わせます。

②弱火にかけてそのまま静かに1時間ほど煮込んで、つやのある粥を炊きます。(ふたを少しずらして炊きますが、途中でふたをとったり、混ぜたりしません。)

③7草150gは洗って刻み、でき上がったあつあつの②に加え、さっと火を通し、塩少量であじをととのえます。

④器に盛り、おろししょうが、炒った白ごまと黒ごま、貝割菜各適量をのせます。(単純にしたい場合は、のせなくてもいいです。)


参考:行事としきたりの料理
   婦人画報社 発行
  

追加:今月のNHK発行の『きょうの料理』で、紹介されている七草粥は、お米から炊くのでなく、ご飯を使って、雑炊のように炊くおかゆでした。
こちらは、さらっとしている七草粥になりそうです。ご飯が残っている時なら、こちらのほうが時間はかからないと思います。(滋養食でなく、行事食の時は、こちらでいいそうです。) 


1月7日(日)朝食に、どうぞ作ってみてください。